オリジナル風車式検電器detector
長期保管が可能な安全性が高く操作しやすい検電器
- 検電器とは、電気回路が停電しているかどうかを確かめる器具です。停電した回路にて作業する前に無電圧を確認し、短絡接地器具を取付けし感電の危険を防ぐ目的のため使用します。
- このオリジナル風車検電器は、機器が特別高圧で課電されている場所に近づけると、風車が電圧を回転運動へと変換し、自動的に回るため、目視で確認がしやすい構造です。
- 自在に長さを調節できる伸縮式の絶縁棒は、持ち運びしやすく、また高所の作業などでも非常に役立ちます。電源を必要としないため、長期保管しやすい器具です。絶縁棒は定期的(半年に1度推奨)に絶縁性能を点検確認してください。状態を良く保てば長期に使用することができます。
使用法
- 風車の使用電圧と絶縁棒の使用電圧が適合していることを確認してください。表示してある電圧の範囲内で使用してください。適合していないと風車が回転しない場合があります。
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使用する直前に必ず風車が正常に回転することを確認してください。
確認方法は
1.風車式検電器チェッカー(別売)で行う。
2.他の通電回路に接近させる(回転し始めたらそれ以上接近させないで離してください)。
- 絶縁棒を電圧に応じて規定以上に伸ばしてください。距離は絶縁棒の緑線上の数値を確認してください。数値は棒の先端(風車の付け根)から緑線までの距離を表します。使用頻度に応じて絶縁棒に油性ペン等で目印を付けておくと便利です。絶縁棒の緑線以下を握ってください。絶縁距離が短いと、感電する恐れがあります。
- 接触子を充電部に接触させ、風車が回転しないことを確認してください。通電していれば回転します(接触子を充電部に接近させた時に風車が回転し始めたら、それ以上接近させないで離してください)。ビニール被覆部では回りません。雨天時は頭部に風車式検電器用水切りカバーを装着してください。それ以外の透明プラスチック袋等は使用しないでください。
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停電の場合は原則として風車は回転しませんが、以下の場合は回転する場合があります。
- a.誘導電圧がある(風車の回り方がゆるやかです)。
- b.静電気が絶縁棒に溜まっている(回転はすぐにおさまります)。
- 停電作業にかかる前に必ず接地してください(風車が回らなくても、誘導電圧3000V程度の電圧があるかも知れません)。
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